コミックグロウル月例漫画賞

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2025年6月期 コミックグロウウル月例賞結果発表！

◆2025年6月期　奨励賞+特別賞画力1作品・ 期待賞3作品 選出！◆

この度は多数のご応募ありがとうございました！6月期の受賞者の方々はこちらです！

【奨励賞+特別賞画力】

「魔法写本筆者の娘」 　

きゅうとじゅう

【あらすじ】
魔法写本作家の父・マルクに憧れる少女・リコル。彼女は魔法写本作りを夢見るが、マルクは魔法の危険性を理由にそれを許さない。しかし、好奇心を抑えることが出来ないリコルは“魔法の画材”を手にとってしまい＿＿

【編集部コメント】
細部まで描き込まれた魅力的な原稿がとても素敵な作品でした。
一方で背景などの余白の使い方に改善の余地があると感じます。余白を埋めるのではなく、活かすことが出来ればさらに魅力的な画面になるはず。
また、主要人物の多さゆえにストーリーがまとまりきらなかった点も今後の課題だと感じます。より磨きのかかった次回作を期待しております！

【期待賞】

「ダブルエスケープ」 　

水澄アサギ

【あらすじ】
東京で会社員をしている小野寺は上司からの圧に耐えられなくなり、思わず会社とは逆方向の電車に乗ってしまう。片田舎に来た小野寺はスマホを落として壊し、転び、散々な状況の中である女子高生と出会う。

【編集部コメント】
ネームは映像的で読みやすく、構図なども工夫・挑戦されている素晴らしい作品でした。ネームの絵も丁寧に描かれていて、原稿の完成イメージもできているように感じました。一方で、ストーリーに関しては強くインパクトを残せるようなシーンを作れたら(そこに向かっていくような構成にできたら)、更によくなるかと思いました。次回作も楽しみにしております！

「ハッピー・ハプニング・ライフ」 　

よぞく

【あらすじ】
女子高生の華は「毎日ちょっとしたハプニングが起きたら」という空想を楽しんでいた。ある日、友人の愛にその話をすると、華が想像したことが現実になったかのように思える出来事が起こり……。

【編集部コメント】
奇妙な物語で、絵柄含め独特な雰囲気が魅力的だった本作。一方でストーリーや演出面が若干平坦なところで消化不良的な感じがしました。読者をどう楽しませるかという点から構成を考えられると大きく変わると思います。次回作も楽しみにしております！

「夢の国のクレア」 　

炙りカルビ俊介

【あらすじ】
ここは"可愛者《カワイイモノ》"だけが息づく夢の国、プリリエ王国。言葉を介さない怪物、"醜者《ミニクイモノ》"を打ち倒して生まれた、素敵な国です。そんな国のお姫様・クレアは、どうやら"醜者"とお話ができるようで……。

【編集部コメント】
前作から打って変わって、ファンシーな世界観の中で善悪の価値観を問うテーマ性のある作品。70ページほどの長作ですが、内容も明快でわかりやすいものでした。一方で、絵柄と明快な内容のため、展開の読みやすさも感じました。よりパワーアップした次回作も楽しみにしております。

多数のご応募ありがとうございました！

みなさんの応募をお待ちしております！

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